夕螺の30年日記帳

今までブログで20年日記帳を書いていました。30年日記帳を目指して長生きします。カテゴリー「しりとり俳句」やってます。一句いかがですか♪

しりとり俳句 2026年夏

2026年 夏

 

小糠雨止みて光りし虹渡る 夕螺

虹渡る若葉きらめく峰々に こと

峰々に夏の残雪空青く 夕螺

空青く母の日想う子の便り りら

子の便りラインの孫は夏めいて 夕螺

夏めいて入道雲と地平線 こと

地平線ビルの隙間に初夏の富士 夕螺

初夏の富士姿きわめる空の蒼 被衣

空の蒼蒼き山々浅き夏 夕螺

浅き夏夢見る頃の風が吹き りら

風が吹き緋鯉の泳ぎ柔らかき 夕螺

柔らかき翡翠色したそら豆よ こと

そら豆の匂い漂い昼寝覚め 夕螺

昼寝覚め口紅なおし米を研ぐ りら

米を研ぐラジオもつけず夏夕べ 夕螺

夏夕べ井戸の水音なつかしき こと

なつかしき古寺の茅葺走り梅雨 夕螺

走り梅雨こころ遊ばせ俳句詠む 被衣

俳句詠むけだるき景色夏の雲 夕螺

夏の雲少年の日の君がいる りら

君がいる窓辺の椅子や蒼き風 夕螺

蒼き風緑駆け抜け湖(うみ)の上 こと

湖の上沈む夕日に夏夜風 夕螺

夏夜風少し優しく葉を揺らす 被衣

葉を揺らす緑雨の匂い照る日差し 夕螺

照る日差し虹を待ってる水たまり りら

水たまり日差しを写し白雨過ぎ 夕螺

白雨過ぎカワラナデシコ空に伸ぶ 被衣

空に伸ぶ東京タワー夏夜風 夕螺

夏夜風肌にまとえば夢見ごち こと

夢見ごち大三角よ風呂上り 夕螺

風呂上り団扇の風も乙なもの こと

乙なもの外の席へと心太 夕螺

心太喉をすべらず四苦八苦 こと

四苦八苦一句も浮かばず梅雨じめり 夕螺

梅雨じめり君と翔びたいハワイ旅 りら

ハワイ旅常夏の夕潮香る 夕螺

潮香る入道雲が浮かぶ島 こと

浮かぶ島夕凪の月気はそぞろ 夕螺

気はそぞろキバナコスモス秋連れて 被衣

秋連れて小粒な葡萄半夏生 夕螺

半夏生あとの半年頑張るぞ こと

頑張ぞ幼き孫と冷の酒 夕螺

冷の酒ちょいと厚さを宥めてる 被衣

宥めては先走る備え熱中症 夕螺

熱中症私の意欲をゼロとする 被衣

ゼロとする夏安居の庵空っぽに 夕螺

 

一番新しいコメントの句の下五文字からしりとりをしてください。

投句していただいた句は、本文に掲載をさせていただきますのでご了承ください。

 

しりとり俳句 2026年春

2026年 春

 

布団干す日差しを見上げ春来る 夕螺

春来る采女の領巾を翻し 翡翠

領巾翻し佐保姫は空渡る 夕螺

空渡る虹に抱かれる春の夢 りら

春の夢春の現に開花待つ 夕螺

開花待つ年に一度の春うらら りら

春うらら昼寝に覚めて光る空 夕螺

光る空濡れる空へと鳥帰る 翡翠

鳥帰る線香揺らぐ風に乗り 夕螺

風に乗り桜吹雪と母の笑み りら

母の笑み深紅が好きとアマリリス 夕螺

アマリリス甘い調べが口に乗る こと

口に乗る昭和の歌や春炬燵 夕螺

春炬燵ほんわかじわり夢うつつ こと

夢うつつ春はどこかと昼寝覚む 夕螺

昼寝覚む外の気配は夏隣 りら

夏隣脱ぎしダウンの軽さ知る 夕螺

軽さ知る春のキャベツの甘い巻き こと

甘い巻き新玉ねぎの皮薄し 夕螺

皮薄し桜餅手に舌鼓 こと

舌鼓うすら寒さに早生イチゴ 夕螺

早生イチゴ思わぬ甘さに四季忘れ りら

四季忘れこぼれ種咲く春日向 夕螺

春日向じんわり温かい膝がしら こと

膝がしらがくんと落ちて花冷えに 夕螺

花冷えに思わず知らず首すくむ こと

首すくむ冷たき雨や花の道 夕螺

花の道薄紫のランドセル 翡翠

ランドセル揺れて卯月や写真館 夕螺

写真館花を片手に照れた顔 こと

照れた顔背丈こされて卒業式 夕螺

卒業す杏の色の制服を 被衣

制服も春の着こなし空晴れる 夕螺

空晴れる今を言祝ぐ君たちへ こと

君たちへ今朝の朝日や清明の 夕螺

清明や桜の下の墓詣で こと

墓詣で桜並木に川の風 夕螺

川の風桜を散らし連れゆきぬ 被衣

連れゆきぬ花弁舞て春疾風 夕螺

春疾風車の汚れ気にかかる こと

気にかかる気ままな雲や春時雨 夕螺

春時雨菜の花に種ふくらんで りら

ふくらんで満天星の花夜は明けん 夕螺

夜は明けて霧のかかる海原よ こと

海原ものどけかりけき島の影 夕螺

島の影海にさびしき春の宵 りら

春の宵コブシの花はうつむきて 夕螺

うつむきて咲いたスズラン恥ずかしげ こと

恥ずかしげ乙女のごとく山笑う 夕螺

山笑う里や夕暮れ急ぎ足 りら

急ぎ足雲の流れや春北風(はるならい) 夕螺

春北風襟元押さえ足もつれ こと

足もつれ春愁なりと老いの午後 夕螺

老いの午後今が大切愛でる花 こと

愛でる花名も知らぬまま穀雨過ぎ 夕螺

穀雨過ぎ炬燵仕舞うを迷いたり 被衣

迷いたり傘も持たずに小糠雨 夕螺  

 

*2026年春の句は53句でした。皆さんの投句ありがとうございました。

     5月5日は立夏 夏の句となります*

 

 

 

 

しりとり俳句 2025年冬

      2025年 冬

 

朝日漏れ薄き結露や冬に入る 夕螺

冬に入る薄き句集や遠銀河 angeloslennon

遠銀河変わらぬ冬に住まいおり 夕螺

住まいおる心のひだに隙間かぜ こと

隙間かぜ式部の色に染めてゆく 被衣

染めてゆく速さに惑う冬茜 夕螺

冬茜全て染め上げ漆黒へ こと

漆黒のきんつば餡や小春の陽 夕螺

小春の陽パンジーの花すかしてる 被衣

透かしおる淡い朝日や冬紅葉 夕螺

冬紅葉川面に映えるあでやかさ こと

あでやかに冬満月は街の灯に 夕螺

街の灯に家路を急ぐ冬の月 りら

冬の月残り少ない葉を照らす 夕螺

葉を照らす光にビオラ色冴えて 被衣

色冴える冬天の青窓越しに 夕螺

窓越しに見送る子らの息白し りら

息白し配達員は足早に 夕螺

足早にセールも忙し年の暮れ こと

年の暮れ大河ドラマに茶をすする 夕螺

茶を啜る寄り添う様な除夜の金 こと

除夜の鐘寝床で聞きて富士の峰 夕螺

富士の峰寒さに耐えて初日の出 りら

初日の出名所を探して年の暮れ 夕螺

年の暮れよいお年をと飛ぶメール こと

飛ぶメールあわただしさに冬至過ぐ 夕螺

冬至過ぐスプリングコートにキャンディーズ 被衣

キャンディーズ懐かし歌に春を待つ 夕螺

春を待つ足元見れば霜柱 りら

霜柱子らの足音朝日射す 夕螺

朝日差し指でなぞらう凍る窓 こと

凍る窓愛車暖めラジオ点け 夕螺

ラジオ点け自身のニュースと虎落笛 翡翠

虎落笛寝床を冷やし空に飛ぶ 夕螺

空に飛ぶ雪と遊ぶや弧を描き こと

弧を重ねケン、パー遊びや寒桜 夕螺

寒桜心をぬくめ咲く威力 被衣 

咲く威力散る潔さ姫椿 夕螺

姫椿見惚れる様なあでやかさ こと

あでやかに風花光り朝日射す 夕螺

朝日受けラナンキュラスの色っぽさ 被衣

色っぽく月下の蝋梅漂えり 夕螺

漂って包み込むような梅の香よ こと

梅の香に思わず見上ぐ路地の庭 夕螺

路地の庭それぞれ咲きし寒の花 こと

寒の花今少しかと布団干す 夕螺

 

 *2025年冬の句は43句でした。皆さんの投句ありがとうございました。

     2月4日は立春 春の句となります*

 

 

しりとり俳句2025年秋

    2025年 秋

 

 2025年秋の句は41句でした。

皆さんの投句にお礼い申し上げます。

明日は、立冬。しりとり俳句も冬の句となります。

しりとり俳句冬の句はこちらです。

冬はつらいですが、また冬には冬の美しさもあります。

ご一緒にそれを探していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

                   夕螺

 

薄曇り珈琲の香りに今朝の秋 夕螺

今朝の秋心ばかりの涼し風 o2th-life

涼し風小雨に濡れし路地花壇 夕螺

路地花壇枯れず咲きゐる鉄線花 被衣

鉄線花造花のごとく秋に入る 夕螺

秋に入る四方八方画の世界  こと

画の世界水面に映る曼殊沙華 夕螺

曼珠沙華 暑さ厭わず 秋を呼ぶ りら

秋を呼ぶ気配ばかりに惑わされ 夕螺

惑わされ負けるもんかと前を向く  こと

前を向くススキはなびく静けさに 夕螺

静けさに 母の面影 秋の雲 りら

秋の雲リハビリの道暮なずむ 翡翠

暮れなずむ秋日の部屋の薄暗さ 夕螺

薄暗さ愛しさ募る秋時雨 りら

秋時雨肩の冷たさ急ぎ足 夕螺

急ぎ足夕餉待ってる栗ご飯 こと

栗ご飯一人三粒笑顔して 夕螺

笑顔して冷酒に乾杯母と子よ 被衣

母と子よ暮らしはそれぞれ長き夜 夕螺

長き夜思い想いの時は過ぎ こと

時は過ぎイチョウ紅葉に老夫婦 夕螺

老夫婦ことば交わさず空気読む 被衣

空気読む天橋立老いの秋 夕螺   (恋の聖地にて)

老いの秋寄り道すがら憩う風 りら

憩う風コスモス揺らし子らの声 夕螺

子らの声聞こえぬ公園少子化 被衣

少子化よ秋のブランコ揺れもせず 夕螺

揺れもせず白きススキの妖艶さ こと

妖艶な霧の衣に古寺の山 夕螺

古寺の山奈良時代より紅葉舞う りら

紅葉舞う色とりどりに朝日差し 夕螺

朝日さし部屋の片隅ゴミ目立つ こと

ゴミ目立つ荒れた公園茜雲 夕螺

茜雲赤き鼻緒の下駄思う 被衣

下駄思う歯もすり減り秋深し 夕螺

秋深し和む陽だまり草むしり りら

草むしり名も知らぬ草秋名残 夕螺

秋名残今にもおちそな烏瓜 こと

烏瓜灯火の如夕間暮れ 夕螺

夕間暮れ振り向く猫に銀杏散る りら

銀杏散る社の扉朝日漏れ 夕螺

漏れいづる冬満月にチーズの香 翡翠

チーズの香テイクアウトの温きピザ 夕螺

 

しりとり俳句 2023年秋

2023年 秋

 夕まぐれ立秋過ぎの蝉しぐれ 夕螺
 蝉しぐれ真っ赤なバラのBGMに 被衣
 BGMに雨音待ち残暑の夜 夕螺
 残暑の夜加賀棒茶濃く熱く煮る 翡翠
 熱く煮るカレーの支度秋彼岸 夕螺